関東大学対抗戦 vs 明治大学
- tsukubarugbykouhou
- 9月17日
- 読了時間: 3分
9月14日(日)にケーズデンキスタジアムにて、関東大学対抗戦の初戦となる明治大学戦が行われました。

レビュー担当:鈴木啓太(BKコーチ)
〈総評〉
今回総評を務めさせていただく、BKコーチの鈴木です。よろしくお願いします。
勝った試合なので総評でもいいことを書きたい気持ちがありますが、戒めのためにも少し厳しめに書きたいと思います。
ATに関しては、筑波のペースで進めることができた試合だと思います。これは、夏終わりからこの対抗戦にかけてSHとSOがしっかりと成長してくれた証だと感じています。しかしながら、明治のミスが見受けられ、自分たちの細かいキック処理などのミスも多くありました。現状では満足せず、しっかりと以降の試合でより高い精度でやれるようになればと思います。
DFにおいては、1人1人のハードワークが明治よりも上回っていたことによりこのような結果になったと思います。特に、4番、5番、8番、13番のハードワークにより危機が未然に防がれている場面が多々ありました。もちろん他の選手も頑張ってくれました。
しかしながら、明治の強力なフィジカルに後手になり乱れた部分は多くあり、気づかれていないだけでピンチは多くありました。
筑波らしいDFをしながらも、こういった細かな乱れがなくなるように今後頑張っていけたらと思います。
〈印象に残ったプレー〉
印象に残ったプレーは2つあります。1つ目は、前半2トライ目の今村颯汰(体育3年・福岡)のトライです。春ずっと頑張ってくれていた選手です。対抗戦デビューでそれなりの緊張もあったと思います。なんてことないトライのようで、今村選手のいいところが全て詰まっているようなトライでした。春からの頑張りを知っていると少し感慨深かったです。
2つ目は、後半72分のブレイクダウンターンオーバーです。明治のBDから直接TOしたプレーで、この値千金のプレーがなければ,勝利はなかったと思います。)ここに関わった、内田慎之甫(体育1年・佐賀工業)、大内田陽冬(体育4年・修猷館)、今村颯汰(体育3年・福岡)の3名は本当によくやってくれたと思います。
〈MOM〉
MOMには東島和哉(社工4年・浦和)を選出します。
選出理由といたしましては、
DFの要として本当によく働いてくれていました。誰よりも身体を張って、誰よりも声を出して、誰よりも狂っていたと思います。今後もDFの中心として筑波を支えていってほしいです。
〈MOM東島和哉(社工4年・浦和)のコメント〉
MOMに選出いただきありがとうございます。
今回の明治戦は菅平での練習試合において前半0-22というスコアだったこともあり、筑波全体としてとても気持ちの入っていた試合だったと思っています。
ただ、個人としては最初の明治トライのタックルミスなど改善できるプレーがまだまだ多くあるので、今後の試合では観客の心を揺らすようなタックルをしてチームに貢献したいと思います。
また関東協会が選出するこの試合のPOM(Player of the Match)にFL 中森真翔(体育2年・桐蔭)が選出されました。

〈中森真翔(体育2年・桐蔭)のコメント〉
POMに選出していただきありがとうございます。
チームとしても個人としても80分間通して「狂う」を体現して勝利できたことを嬉しく思います。
今回の試合で得た課題を活かして、残りの試合もチームの勝利に貢献できるように励んでいきます。
今後とも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。
今回の対抗戦での明治大学への勝利は12年ぶりのものであり、歴史的にみても大変すばらしい結果です。この結果は過去の結果にとらわれず、クラブ全体で目の前の一戦に集中して勝ち取ったものです。皆さん、たくさんの応援ありがとうございました。しかしながら、ここでこの結果に満足せず、これからの試合も戦い抜きたいと思います。
引き続き筑波大学ラグビー部への応援よろしくお願いいたします。
レビュー担当:林勇太




