

筑波スポーツに関わるすべての人に
つながりと希望を創出する。
筑波大学は「東京教育大学」を前身に持ち、これまで、日本の体育スポーツを名実ともに牽引してきました。
そして、「つくば」の地に降り立った50年前、誓ったのは歴史への安住ではなく「改革」の理念です。50周年を迎えた筑波大学が見据えるのは、スポーツを通じてより良い「未来」を創ること。
筑波スポーツが、すべての人をつなげるハブとなり、安心と活力と熱狂を生み出します。筑波スポーツが、地域の課題を解決し、持続的な発展と未来への希望を生み出します。
未来を一緒にデザインしましょう。
DESIGN THE FUTURE, TOGETHER.

活動理念

体育スポーツ局とは
体育スポーツ局は、大学にスポーツがあることの価値を最大化させることを目的に、学内スポーツチームの統括及び産学官パートナーとの連携強化を担う組織として、2023年4月に設立されました。
筑波大学はこれまで、世界に誇れる体育スポーツ資源を活用し、スポーツ界だけでなく、社会を牽引する数多くの人材を育成/輩出してきました。体育スポーツ局では、これらの取り組みをさらに加速させるとともに、大学スポーツ事業を学内に閉じることなく、社会に価値を提供できる事業を推進していきます。
体育スポーツが一つに、そして大学の未来を担う組織へ
これまでアスレチックデパートメント、つくばスポーツアソシエーション、オリンピック・パラリンピック総合推進室、体育センターと複数部局にまたがっていた体育スポーツに係る業務を一元化する"全学的"組織として新たに設置されました。

局長の思い

高木 英樹
体育スポーツ局 局長 / 大学執行役員(スポーツマネジメント担当)
筑波大学は開学50周年を迎え、新たなスローガンとして『DESIGN THE FUTURE, TOGETHER. ―ともに拓く未来―』を掲げ、国際社会、地域社会、卒業生、学生等、様々な方との結びつきを強く意識し、共に未来をデザインすることを目指しています。
その一環として、新たに「体育スポーツ局」が設置され、体育スポーツを通じて、学生・教職員のみならず、地域住民の方々のWell-being向上を実現し、健幸的で明るい未来社会の構築に寄与したいと考えています。
これまで筑波大学は、体育スポーツ分野において、世界最先端の研究業績や世界トップクラスの競技成績を残してきました。これらのレガシーを活用しつつ、民間の知恵と力を結集することで、超高齢化や活力低下など、山積する社会課題を解決する糸口が見えてくるものと思われます。
『DESIGN THE FUTURE, TOGETHER.』の理念のもと、企業・団体と大学がパートナーシップを構築し、「スポーツの力」をテコに、共に地域の活性化や住民のWell-being向上を実現しようとする活動は、社会に大きなインパクトを与えるに違いありません。ぜひ一緒に、未来をデザインしませんか?
取り組み事例紹介
筑波スポーツに関わるすべての人に
学生サポート
就職活動に挑む学生を支援するキャリア支援プログラムや企業様と学生が交流できるキャリアフェア、アチーブメント(株)と連携したリーダーシップ研修など学生アスリートを対象とした様々なプログラムを展開しています。
また、年に1度、運動部活動と学業の両方において優秀な成績を修めた学生アスリート・学生スタッフの功績を称えるため表彰を行っています。

ホームゲーム TSUKUBA LIVE!
日本では大学が主催して開催する試合はほとんど開催されていません。筑波大学は、「大学スポーツの可能性を広げ、スポーツで交流と興奮、文化を創る」というビジョンの下、①スポーツを通じた大学内交流の創造と愛校心の醸成、②スポーツを通じた、大学–地域の連携促進、③学校が主催するホームゲームのあり方の提示、を目指してホームゲームを開催してい ます。ホームゲームを通じて、学生、教職員、企業そして地域が一体となり、共に発展していく未来の実現に向けて、スポーツアドミニストレーターと有志で集まった様々な分野の学生が連携し、企画運営を行っています。

地域との取り組み
まつりつくばなどの地域のイベントへの参加、地元中学校の部活動への学生派遣、地域の子供達に向けたスポーツ教室の開催など地域と連携した取り組みを数多く実施しています。今後も学生とともに積極的に地域のイベントに参加するとともに、筑波大学の資源を活用した取り組みをさらに加速させていきます。

行政機関とともに目指す
学校スポーツ改革
文部科学省は、休日の運動部活動の地域移行を令和7年度までに完了する目標を掲げています。しかしながら、「予算」「人材確保」「安全管理」「大会の在り方」など課題は山積みです。筑波大学は、(株)読売新聞やEDUSHIP(株)と連携し、似たような課題を持った学校や自治体の実践事例を共有するために、全国の自治体や学校に無料で配布するイマ.チ ャレを発刊しています。

海外の先進大学との取り組み
学生が、海外先進大学ではスポーツをどのように位置付け・活用しているのか、地域住民や学生にとって大学スポーツがどのような価値をもたらしているのか、仕組みや現状を学ぶための機会を提供するため、学生とともにハワイ大学を訪れています。参加した学生は得た経験・知識から、それぞれのフィールドでのアウトプットにつなげています。また、年に数回ほど海外の大学との交流 試合も開催しています。
