関東大学ジュニア選手権 vs法政大学
- tsukubarugbykouhou
- 1 日前
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11月2日(日)に法政大学グラウンドにて関東大学ジュニア選手権である法政大学戦が行われました。

レビュー担当:白丸智乃祐(体育3年・長崎北陽台)
<総評>
筑波大学ラグビーファンの皆さん、今回の試合も熱い応援をありがとうございました。
皆さんの声援を背に、選手たちは最後まで筑波ラグビーを体現してくれました。
今回の試合を一言で表すと――「着実」。
開始早々、鋭い出足のディフェンスで相手のミスを誘い、一気に敵陣深くへ。そのチャンスを逃さず、15番・林がファーストトライを挙げます。
その後もアタック、ディフェンスの両面で接点に強さを見せつつ、得たチャンスを着実にスコアに結びつけ、良い流れのまま(50ー0)で前半を終えました。
後半も開始すぐにアタックでペナルティを獲得し、FWのドライビングモールから2番・門脇がトライ。ここでも“着実に”スコアを重ねます。そのまま流れに乗りたい時間帯でしたが、筑波のミスが続きワントライを返され(57ー7)、苦しい時間が訪れました。
それでも、接点でしっかり返し続け、筑波が大切にしてきた形を積み重ねると再びチャンスが生まれます。相手のペナルティから敵陣深くに攻め込み、連続攻撃の末に19番・加藤がトラ(62ー7)。
以降も「接点」「動き勝つ」「泥臭く」という筑波の根幹を全員が体現し、着実にスコアを伸ばしていきました。トライを取られそうな場面でも最後まで粘り、タッチへ押し出したり、ブレイクダウンへ圧をかけ続ける姿には胸を揺さぶられました。
最終的には大きな点差での勝利となりましたが、すべてのトライ・すべてのプレーに、それぞれの思いと「やり切る姿勢」が込められていた試合でした。
<印象に残ったプレー>
後半5分、モールから生まれたトライが特に印象的でした。
春・夏はなかなかモールでスコア出来ずにいた筑波ですが、先週の帝京戦に続き、ディテールで一気にドライブしインゴールへ。
「積み重ねてきたものが実ってきている」と実感できた瞬間でした。
また、このワントライだけでなく、試合を通してモールでスコアできたことで、チームとして“モールは確実に得点源になる”という心の拠り所を持ちながら試合を進めることができたのも大きな収穫です。
<MOM>
今回のMOMには 高木海斗 を選出します。
怪我からの復帰戦でありながら、80分間ゲームキャプテンとしてチームを鼓舞し続けました。
またプレー面でも、筑波の武器であるラインアウトを終始コントロールし、接点で前に出続けるなど、最も筑波らしさを体現していたため、選出させていただきました。

<MOM髙木海斗(体育4年・筑紫)のコメント>
このたびMOMに選出していただきました、4年ロック・フランカーの髙木海斗です。
今回の法政大学とのJr戦は、Jr戦1部昇格を掲げる私たちにとって落としてはいけない大事な試合でした。勝ちという結果に拘り全員が80分間集中を切らさずに闘い抜くことができたと思います。
私はゲームキャプテンとして試合に臨みました。キャプテンとして、4年生として誰よりも身体を張ろうと思い試合に臨みました。その部分を評価してもらってのMOM選出だと個人としてはとても嬉しいです。シーズン終盤にむけて、個人としてもチームとしてももう一つ成長しなければならないと感じています。これからも地に足をつけて努力し続けます。
今後とも筑波大学ラグビー部へのご声援をよろしくお願いいたします。
レビュー編集担当:野口健




