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強化試合 vs東洋大学C

11月23日(日)に筑波大学CUBU UT FIELDにて、強化試合である東洋大学C戦が行われま

した。

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レビュー担当:前川陽来(体育4年・尾道)


<総評>

いつも弊部へ熱いご声援をありがとうございます。 

今回の東洋大学C戦は40分1本の試合ではありましたが、2週間後に控えている慶應義塾大

学とのJr選手権の1部入替戦への出場をかけ、多くの選手が出場機会を得られ、アピールす

る試合なりました。

キックオフ直後、相手のキックを起点に自陣ゴール前まで侵入され、モールからのトライ

をされるなど、試合序盤に2本のトライを許してしまいました。

自陣ゴール前でのディフェンスで守り切るシーンはあったものの、17分にペナルティから

攻め込まれ、再びトライを許してしまいます。

その後も東洋大学の勢いを止めることができず、24分にもトライを許し、スコアを0-22と

しました。

ここから筑波大学は、ディフェンス面で良いプレーが増えていきます。自陣ゴール前のモ

ールでFWが圧力をかけて、FL杉崎(体育4年・久我山)がブレイクダウンにプレッシャー

をかけペナルティを誘うなど、徐々に流れを引き寄せました。

34分、WTB前田(社会4年・西湘)がトライ。42分、敵陣22m付近のラインアウトか

ら、CTB富澤(体育1年・法政第二)がボールキャリー。PR岩重(体育4年・クラーク国

際)からFL杉崎(体育4年・久我山)へとパスを繋ぎ、裏に出たところでオフロードを

繋ぎ、最後は志賀(医学1年・修猷館)がトライを決め反撃しましたが、12-22で

試合終了となりました。

良いシーンはあったものの、試合を通じて、自分たちが負けてはいけない接点の部分、動

き勝つ部分で東洋大学さんの方が上回っていた印象でした。


<印象に残ったプレー>

34分での筑波のアタックです。

敵陣22mラインアウトから、CTB富澤(体育1年・法政大二)を中心にモメンタムを生み

出し、フェイズを重ねながら大外まで運び、最後は途中出場の前田(体育4年・西湘)が

トライを決めました。

セットプレーの3フェイズでモメンタムを作り、FWが順目に動き勝ちながら攻撃をする。

まさに筑波の理想とする形でトライを取り切ることができました。


<MOM>

この試合のMOMには、杉崎玖宇(体育4年・久我山)を選出します。

ボールキャリーにおいて前進するだけでなく、ディフェンスでは、高いワークレートでグ

ラウンドを動き回り、激しい接点でチームに貢献していました。この試合において誰より

も、筑波が掲げる「接点・動き勝つ・泥くさく」を体現してくれたと感じました。


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杉崎玖宇(体育4年・久我山)のコメント>

この度はMOMに選出していただき、ありがとうございます。

闘志を前面に出して泥臭く戦い切ることをテーマに臨みましたが、接点の部分で相手に後

手を踏んでしまいました。

個人としていくつか良いプレーは出せたものの、チームを勢いづけるという点ではまだ不

十分だと感じています。

日頃の練習から強度と意識をさらに高め、よりチームに貢献できる選手になります。

今後とも筑波大学ラグビー部へのご声援をよろしくお願いいたします。


レビュー編集担当:岡本泰一

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