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4年生の想い part7


日頃より筑波大学ラグビー部への多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。


シーズンも終盤に差し掛かり、本年度もラストシーズンを戦う「4年生の想い」をお伝えしていきます。

「4年生の想い」では、「なぜ筑波大学を選んだのか」、「筑波大学に入って良かったこと」、「家族への想い」、「同期への想い」、「大学ラグビー人生を表す言葉、残りの大学ラグビーへの決意」について熱い想いが綴られています。ぜひご覧ください!


第7回となる今回は、稲葉集人(学生トレーナー/理工4年/茗溪学園)、西舞衣子(グラウンドスタッフ/体育4年/都立西)、小倉晴(グラウンドスタッフ/体育4年/津)の3人の想いを紹介します!




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なぜ筑波大学を選んだのか

母校の茗溪学園に近い国立大学ということもあり、高校一年生くらいの時から特に意識することなく筑波大学を志望していました。東京に出ることも他の大学に行くことも一切考えずに、筑波大学しか考えていませんでした。つくばにずっといるので居心地が良かったのかもしれません。一生つくばでもいいと思っています。

 

筑波大学に入って良かったこと

正直、筑波大学に入って良かったことは、あまり思いつきません。

けれど、筑波大学ラグビー部に入って良かったことは、本当にたくさんあります。

もともと自分は、ラグビー部に入るつもりはありませんでした。だからこそ、入部という選択をしたことは、自分にとって大きな決断であり、今では心から良かったと思っています。茗溪の同期である祐太朗の存在がなければ、入っていなかったと思うので、この場を借りて「ありがとう」と伝えたいです。

筑波大学ラグビー部に入って良かったことは、たくさんの価値観に気づくことができたことです。自分は中高ともにつくばだったので、大学に入っても環境自体はあまり変わりませんでした。しかし、関わる人は大きく変わりました。

筑波大ラグビー部は、高校日本代表レベルの選手もいれば、花園に出ていない高校から来た選手、筑波でラグビーをしたい一心で浪人して入ってきた選手、将来医者を目指す選手、そして選手以上にラグビーを愛する学生スタッフなど、本当にさまざまな人が集まっています。そんな多様な仲間たちと過ごす中で、日々いろんな価値観に触れ、自分も多くのことを学ばせてもらいました。狭い価値観にとらわれず、多くの考え方を教えてくれる環境に身を置けたことを、心から幸せに思います。筑波大学ラグビー部に入部して本当に良かったです。この経験は、自分にとって一生の財産です。

 

家族への想い

中高大の10年間、一度も「ダメ」と言われたこともなく、いつも自分のやりたいことを応援してくれたことに、本当に感謝しています。一人暮らしを始めてからは、実家のありがたみを強く感じるようになりました。最初のころは、実家の居心地があまりにも良く、生活力もなかったので、週に一度は帰っていました。「実家すぐ帰るキャラ」がすっかり定着してしまいましたが、今ではこちらでの生活にも慣れ、居心地が良いと感じられるほどに生活力が身につきました。もう一人でも大丈夫なので、どうか安心してください。とはいえ、自分の夢を叶えるまでには、まだ時間がかかります。これからも、もう少しだけ手を貸してもらえると嬉しいです。必ず恩返しができるように、来年は全力で頑張ります。


同期への想い

みんなの同期で本当に良かったです。

入部当初は、学生トレーナーという立場もあり、どう関わるべきかすごく悩みました。トレーナーは選手をサポートする立場だからこそ、一定の距離感は必要だと思い、最初はあまり親しくしすぎないようにしていました。1年目を過ごしていく中で、「自分は筑波のラグビー部にいる意味があるのだろうか」と考えた時期もありました。

部活に来てテーピングを巻き、練習を見て、ほとんど話すこともなく帰る日々。

そんな毎日の中で、何をモチベーションに頑張ればいいのか分からなくなったこともありました。でもある時、「学生トレーナーの意義」について考え直しました。

院生トレーナーや大垣さんにはできない、学生トレーナーにしかできないことは“選手との近さ”だと気づきました。選手と同じ目線で、同じ気持ちで寄り添い、何でも話せる存在でありたい。そう思ってから、みんなとの関わり方も大きく変わったと思います。部活の外でも一緒にご飯に行ったり、遊びに行ったりするうちに、たくさんの友情が生まれました。今では、部にいること自体が自分のモチベーションであり、この仲間たちと一緒に選手権優勝を分かち合いたいと心から思っています。こんなふうに思えるようになったのは、間違いなくみんなのおかげです。個性豊かなこの代が同期で、本当に毎日が楽しかったです。毎年恒例の学年会が、もう来年はないのかと思うと寂しいけれど、つくばに残る人たちはまたご飯に行ったり、遊びに行ったりしましょう。

本当にありがとう。


大学ラグビー人生を表す言葉&残りの大学ラグビーへの想い

大学ラグビー人生を表す言葉:成長

大学4年間を通して、自分を俯瞰してみることができ、人間力、生活力など成長できたと思います。総じて、大学ラグビー人生を表すとするならシンプルに『成長』です。

残りの大学ラグビーですが、残すところ2ヶ月もありません。本当にあっという間です。1/11国立でみんなで勝って最高のエンディングを飾れることをモチベーションにしてこれまで以上に、熱入れて部に貢献できるように頑張ります。




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なぜ筑波大学を選んだのか

同じく筑波大学出身だった姉に憧れて、ということが1番の理由です。

それに加えて、国立大学であること、学業とラグビーの両立に高いレベルでチャレンジできること、実家がある東京に近いこと。

進路に迷いに迷っていた高校時代の自分にとって、筑波は最も魅力的な大学でした。


筑波大学に入って良かったこと

友達が近くにいる環境で一人暮らしを経験できたことです。

親元を離れたことで生活力が養われ、1人の時間が多いからこそ自分とじっくり向き合うことができました。

自分の好き嫌いに気づき、好きなことにはとことん没頭し、苦手なことからは目を背けざるを得ず、挑戦することができたと思います。広報委員としての活動が『好き』の1つでした。

先日、公式Instagramのフォロワーが10,000人を突破しました。入部当初2,500人ほどだったところから、試行錯誤して画像を作成して、SNSを運用してきたので、それが形として実ったことがとても嬉しかったです。選手権中もファンの方々に楽しんでいただけるように、ラストスパート頑張ります。

同期の広報委員のみんなには、自由にやらせてもらいながらもたくさん手を貸してもらったので、感謝しています。10,000人突破記念広報会、楽しもうね。


自分時間を思いきり楽しめた4年間でしたが、時にはふと寂しさを感じることもありました。そんなときは、友達と一緒に課題をしたり、鍋を囲んで他愛もない話をしたりして心が満たされました。

つくばという環境だったからこそ、こんな毎日を過ごせたのだと思います。


家族への想い

父へ

多くを語らない父ですが、たくさん心配してくれていること、ひしひしと伝わってきます。膝の手術を3度もして、たくさん心配させたし、迷惑もかけたけど、それでも何ひとつ不自由なくラグビーを続けさせてくれてありがとう。それから、ラグビーだけでなく、学業に励めることの有り難みもこの4年間を通して強く感じました。やりたいことに全力で取り組める環境に身を置かせてくれて感謝しかありません。

きっとまだまだ心配も迷惑もかけると思うけど、見守ってくれると嬉しいです。


母へ

この4年間、母に何度も元気づけられました。

帰省すると美味しいご飯をたくさん作ってくれ、つくばに戻る時は栄養満点の作り置きを持たせてくれました。

荷物を送ってくれる時には、好きなお菓子をそっと忍ばせてくれ、時折届くLINEにも安心をもらっていました。

私のためを思ってしてくれたこととしないでくれたこと、数え出したらきりがありません。

愛情たっぷりに育ててくれてありがとう。これからもよろしくね。


姉へ

人生の節目、進路選択の度に、姉を追いかけようとする自分がいました。努力家で、コツコツ頑張れる姉は私の憧れです。

専門競技は違えど、姉を追いかけて入った大学で、かけがえのない仲間と出会い、素敵な想い出を作ることができました。姉を追いかければ、人生良いことばっかです。だからこそ大学卒業を目前に違う進路を選択した今、不安もあるし、後悔していないと言えば嘘になります。それでも、この選択をして良かったと胸を張れるように、まずは2年間頑張るね。

筑波を目指すきっかけを与えてくれてありがとう。これからもずっと私の憧れでいてね。


兄へ

ラグビーに出会えたのも、続けてこられたのも兄のおかげです。

負けず嫌いな私にとって幼い頃の最大のライバルは、歳も近く、背丈も同じくらいだった兄でした。ラグビーでもバスケでも水泳でも、兄に負けるのが何よりも悔しかったです。兄への負けん気が練習を頑張る原動力になっていました。ありがとう。

ラグビー観戦圧倒的テレビ中継派の兄が、先日自分の試合を観に来てくれたのが嬉しかったです。兄に「ナイスプレー」って言ってもらえるようにもっと頑張ります。残りの試合も観に来てね。


同期への想い

素敵な同期に恵まれました。女子のクラブチームに通いながら部に携わる自分を受け入れてくれて、4年間グラウンド内外を問わず、多くの時間をみんなと過ごせたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

みんなのラグビーは観ていてワクワクが止まりません。誰よりも私が、心揺さぶられていると思います。同期であることが誇らしいです。

まだまだみんなのラグビー観ていたいです。最後まで一緒に闘います。

 

大学ラグビー人生を表す言葉&残りの大学ラグビーへの想い

大学ラグビー人生を表す言葉:笑顔

 

4年間を振り返ると、入学した時には想像し得なかったような濃い時間を過ごすことができました。それもラグビー部のおかげです。みんなといる時の自分は基本笑っていたと思います。ほんっっっとうに楽しかったです。

今シーズンが始まるときに立てた目標は、「同期のみんなと笑って終わる!!!!」です。笑顔で、桐の葉歌って、大学ラグビー生活を締めくくりたいです。


そして、選手としても日本一を目指しているので、達成して心置きなく引退したいです。





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なぜ筑波大学を選んだのか

国立大学でありながら強豪である筑波大学ラグビー部に憧れがあり、自分もその一員になりたいと思ったから。


筑波大学に入って良かったこと

本気で日本一を目指すチームに関われたこと。高校生時の部活では、合同チームを組んで花園予選に出場しており、日本一を目指すような環境にはなかったので、今まで得られなかった経験ができたこと。


家族への想い

何度も信頼を裏切り、心配をかけてしまった自分を諦めずに支え続けてくれたことに感謝しています。ラグビーを始めたきっかけも続けさせてもらったのも家族のおかげです。選手だった時も、スタッフになってからも、自分とラグビー部を応援してくれてありがとうございます。これからの人生で今までもらったたくさんの恩を返していくので、今後もよろしくお願いします。


同期への想い

選手として入部して、休部をし、スタッフとしてもう一度部に携わらせてもらった自分を変わらず同期として受け入れてくれたことを本当にありがたく思っています。休部していた時には退部しようと考えたこともありましたが、同期のみんながいたからこそ自分はもう一度筑波大学ラグビー部の一員に戻りたいと強く思うことができました。休部していた間に連絡を取って、部に戻りやすくしてくれた佳太には感謝しかないです。ありがとう。

今でもみんなと一緒にラグビーをしたかったなと思うことはありますが、みんなをサポートできるグラウンドスタッフとしてチームに関われたことを誇りに思います。人としても尊敬するところばかりでみんなと関われて良かったと心から思うので、自分もそう思ってもらえるように、日本一になる最後の瞬間までグラウンドスタッフとしての職務を全うしていきます。よろしくお願いします。

 

大学ラグビー人生を表す言葉&残りの大学ラグビーへの想い

大学ラグビー人生を表す言葉:運

筑波大学に入学できたこともラグビー部に入部できたことも四年生と同期になれたことも様々な面で自分は恵まれていると感じています。残り少ない期間ですが、日本一に向けて選手もスタッフもチームのみんなをサポートしていきたいです。





以上「4年生の想い」第7回でした。最後までご覧くださりありがとうございました。

次回11月27日(木)に投稿予定です。お楽しみに!!


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