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【試合レビュー】 vs東海大学B

2025年7月26日(土)に東海大学湘南校舎ラグビー場にて、強化試合である東海大学B戦が行われました。

 

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レビュー担当:工藤亮(理工4年・所沢北)

 

〈総評〉

春シーズン終了後、チームが再集合してから初の試合となりました。

 

前半は一進一退の攻防が続く展開となりました。試合開始直後、マイボールラインアウトのミスからボールを失い、そのまま相手の攻撃を止めきれずに先制トライを許します。しかしその後は、キックカウンターからテンポの良いアタックを展開し、FB永山丞(体育4年・國學院久我山)が決め切って1トライを返しました。中盤から終盤にかけては勢いをもったアタックで果敢に敵陣に迫るも、細かいミスなどでトライに繋がらない場面も見られました。セットプレー起点から2トライをあげますが、相手ボールのセットプレーからも2トライ決められ、前半を19-21の2点ビハインドで折り返す結果となりました。

 

後半は、アタック・ディフェンスの双方で接点の精度が上がり、全体的に優位な展開が続きました。特にディフェンスでは、数分にわたる猛攻を凌ぎきるなど、粘り強く体を当て続ける場面が多く見られました。終盤でトライを許したものの、後半では1トライに抑えることができました。アタックの面でも、激しい接点により勢いを生み、一気に相手陣に攻め込んで立て続けにトライを奪うなど、攻撃の迫力が際立ちました。最終的には後半で4トライをあげ、45-28で見事に逆転勝利を収めました。接点の「泥臭さ」や「動き勝つ」というテーマは、筑波の根幹とも言える部分なので、それを発揮し続けられたことが今回の勝因となったと思います。

 

〈印象に残ったプレー〉

後半28分、ターンオーバーから味方が蹴ったボールに対し、LO加藤颯人(人間4年・春日井)、FL加藤寛樹(理工2年・東京)がチェイスに行ったシーン。2人のプレッシャーによりボールがこぼれ、そのままトライに繋がりました。高い気温もあり疲れが出てくる時間帯でしたが、それでも圧力をかけ続けたこのプレーは、特に筑波の根幹を示す印象的なシーンでした。

 

〈MOM〉

MOMにはFL加藤寛樹(理工2年・東京)を選出しました。

試合を通して豊富な運動量でチームに貢献し、DF面では激しいタックルやジャッカルなどでトライに繋がるようなプレーも随所に見られました。この試合では「動き勝つ」というテーマを誰よりも体現していたと思います。

 

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加藤寛樹(理工2年・東京)のコメント〉

MOM選出いただきありがとうございます。

 

今回の東海大学B戦では、自分の強みである部分と課題としている部分が顕著に出た試合だと感じました。この試合を受け反省し、これから夏合宿に向けて筑波大学ラグビー部に貢献できるよう、精進していきます。


 

レビュー編集担当:岡本泰一

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