強化試合 vs千葉商科大学
- tsukubarugbykouhou
- 1 日前
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11月29日(土)に筑波大学CHUBU UT Fieldにて、強化試合である千葉商科大学戦が行われました。

レビュー担当:黒澤俊太郎
<総評>
本日の強化試合は千葉商科大学との一戦。Cチームにとって限られた試合機会の中で、個々の成長とチームとしての完成度を高める重要な試合となりました。
前半はブレイクダウンでの激しいプレッシャーと、相手に主導権を渡さない粘り強いディフェンスで、相手の攻撃を次々とターンオーバーし、主導権を掌握しました。
開始1分にはラインアウト一次から12番・小林が力強いラインブレイクを見せ、サポートに入った11番・黒田がそのままトライ。立ち上がりから筑波らしいテンポの良いアタックが展開されました。 その後も自陣から積極的にボールを動かし、アタックの連動性と継続力が際立つ場面が多く見られ、前半を62–7で折り返しました。
後半も集中力を切らすことなく得点を重ね、最終スコアは114–24でノーサイド。しかし、試合終盤に連続でトライを許した場面は、今後の強度向上に向けた課題として真摯に受け止める必要があります。
それでも、全員が勝利への意欲を持って戦い抜き、チームとしての成長を感じられる一戦となりました。次戦は来週の対抗戦最終節となる青山学院戦と、慶應義塾大学との入れ替え戦、強化試合。日本一に向けて、部員一同さらにレベルアップを図ってまいりますので、変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
<印象に残ったプレー>
後半、自陣22mからFW陣が前へ運び続け、最後は1番・北田が約50mを走り切るビッグゲインを見せました。自陣からでも攻め切る筑波らしさに加え、プロップとは思えない北田のダイナミックな走りが光りました。
<Man Of the Match>
本日のMOMには小林佳太を選出しました。
小林はアタック面での鋭いランに加え、ブレイクダウンへ力強く入り、常に前へ出る姿勢を体現しました。序盤の先制トライにつながるラインブレイクだけでなく、試合を通して接点で身体を当て続け、チームの勢いを生み出し続けました。
その献身性と安定したパフォーマンスが、今日の大勝を支えたとして高く評価しました。

<小林佳太(4年・体育)のコメント>
この度はMOMに選出していただき、誠にありがとうございます。 これまでの数試合を振り返り、課題として挙げていた“接点”をテーマに臨んだ試合でしたが、チーム全体としても個人としても接点で優位に立つ場面が多く、アタック・ディフェンスともに良い流れをつくることができたと感じています。 残り少ない試合の中でも、さらに成長し、チームの勝利に貢献できるよう日々精進してまいります。
今後とも筑波大学ラグビー部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。


