関東大学ジュニア選手権大会 vs東洋大学

11月23日（日）にCHUBU UT Fieldにて、関東大学ジュニア選手権大会最終戦となる東洋大学戦が行われました。

レビュー担当：飯岡建人（体育3年・流経大柏）

＜総評＞

本日の試合はジュニア選手権の最終戦でした。すでに優勝と入れ替え戦進出が決まっている中で、筑波大学ラグビー部としての総合力が問われる一戦となりました。

前半は立ち上がりから互いにキックを多用する均衡した展開で進みましたが、前半15分、ペナルティからのタッチキックを起点としたラインアウト攻撃から、12番・今村（体育３年・福岡）のサインプレーで先制トライを奪います。その後もゴール前でフェーズを重ね、追加点を挙げました。

  しかし、次第に自陣でのプレーが増え、相手に2トライを許したことで、スコアは14-10と僅差で前半を折り返します。 

後半は流れの悪い状況からのスタートとなりましたが、13番・森尾（体育2年・茗渓学園）の力強い突破による個人技で重要なトライを獲得。最終的には33-17でノーサイドとなり、勝利を収めました。ただし、内容としては課題の残る試合でもあり、チームとして見つめ直すべき点が多く見られました。 

これでジュニア選手権は全日程が終了し、次はいよいよジュニア入れ替え戦を迎えます。ジュニア昇格という大きな目標に向け、チーム一丸となって準備を進めてまいります。また、日本一を目指して挑戦し続けますので、今後とも変わらぬ熱いご声援をよろしくお願いいたします。 

＜印象に残ったプレー＞

後半20分、本日ジュニア戦でデビューを果たした23番・谷川（M1・朝日大学）が、交代直後に相手キックに果敢にキックチャージからそのままトライを決めました。

チャージに行く勇気あるプレーであり、前半の悪い流れを断ち切る素晴らしいプレーでした。デビュー戦でのトライ獲得を称えたいと思います。

＜MOM＞

本日のMOMは、森尾選手（体育2年・茗渓学園）を選出しました。 

試合を通してアタック・ディフェンスの両面で献身的なランを繰り返し、チームが苦しい時間帯においても最もハードワークしてチームに大きく貢献している姿が印象的でした。 

＜MOM森尾大吾（体育2年・茗渓学園）のコメント＞ 

MOMに選出していただきありがとうございます。

今回のジュニア戦では、アタックの勢いを作るきっかけになる事と体を張るプレーでチームに貢献することを意識して臨みました。自分の強みを出せた場面もありましたが、判断の部分などに課題も見えた試合となりました。これからも練習と経験を重ねて、チームに貢献できるように精進していきます。

これからも筑波大学ラグビー部の応援をよろしくお願いします。