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関東大学ジュニア選手権 vs流通経済大学

更新日:9月22日

9月20日(土)に流通経済大学第一グラウンドにて、関東大学ジュニア選手権の第1戦である流通経済大学Jr.戦が行われました。

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レビュー担当:髙木海斗(体育4年・筑紫)


<総評>

2025年9月20日に行われた流通経済大学との関東大学ジュニア選手権・第1戦は、33-21で筑波大学が勝利を収めました。 

今シーズンは「大学日本一」とともに、「ジュニア選手権1部リーグ昇格」を掲げています。今回対戦した流通経済には、ジュニア選手権で2年連続の敗戦を喫しており、一部昇格のために避けては通れない相手でした。 

前半は目まぐるしく攻守が切り替わる展開でした。お互い22m内に侵入するも硬いディフェンスで押し返し、得点が生まれない。そんな展開の中、相手反則から13分と34分に水澤(体育専3年・茗渓学園)がペナルティゴールを決め、前半を6-0で折り返します。 

後半は一転して、激しい点の取り合いになりました。後半開始早々、相手に得点を許し逆転されますが(6-7)、筑波は負けじと後半55分に大内田(医学4年・修猷館)、60分に加島(理工2年・石見智翠館)が連続トライを奪いリード(20-7)。64分にトライを許すも(20-14)、直後、冷静な判断からペナルティゴールを決め(23-14)、安全圏を確保。終盤にゴール前ラインアウトからトライを奪われましたが(23-21)、筑波大に焦りはなく敵陣で戦い続ける時間を維持。最後はトライとペナルティゴールを決め、最終スコアを33-21の12点差で勝利を収めました。 

今回の試合は、筑波の粘り強いディフェンスとチャンスで得点を取り切る集中力が勝ちに繋がったと考えます。流通経済という難敵を倒すことはできましたが、大会はまだ始まったばかりです。気を抜くことなく勝利を重ねていきたいです。 

  

<印象に残ったプレー> 

 

後半38分、流通経済ボールのキックオフを確保し、思い切った外への展開で(体育2年・茗渓学園)が大きくゲインし、安藤(社工4年・浦和)が相手の裏をつくキックを選択。一旦相手ボールとなりましたが、全員でプレッシャーをかけボールを再獲得。結果相手のペナルティを誘い、ペナルティーゴールへと繋げました。 

試合後半でもチャンスがあれば挑戦する姿勢、そして味方のプレーを全員で成功に変えた選手たちの姿勢がとても印象的でした。 

  

<MOM >

MOMには3年SO・水澤雄太(体育3年・茗渓学園)を選出します。 

今回の試合は水澤のキックに救われたと言っても過言ではないでしょう。結果4本のペナルティーゴールと2本のコンバージョンゴールを決め得点面でチームに大きく貢献しました。プレー面でもSOとしてアタックを牽引し、献身的なディフェンスでチームを救う場面もありました。以上の理由で水澤雄太をMOMに選出します。 

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〈水澤雄太(体育3年・茗溪学園)のコメント〉

応援ありがとうございました。


今年明確にジュニア選手権一部昇格をかかげた初戦でしつかりと勝ちきれたことは嬉しく思います。

個人としては自分の強みであるキックの部分でチームを前に押し出すことができてとても良かったです。しかし、サインチョイスの制度であったり改善するべき点が多く見つかったため、これからの試合に生かして行きたいと思います。


これから対抗戦が続くので引き続き応援よろしくお願いします。




レビュー編集担当:野口健(体育1年・流経柏)

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