強化試合 VS早稲田C
9月20日(日)、CHUBU UT Fieldにて、強化試合である早稲田大学C戦が行われた。
レビュー担当:磯部俊太郎(体育専門学群4年・国学院久我山高校)

<総評>
悪天候による重いピッチコンディションの中、限られた時間で「筑波らしさ」をいかに体
現できるかが試される一戦となった。
前半開始直後、幅を使った攻撃を展開する早稲田大学に対し、筑波大学は素早い集散で対
応し、接点でのプレッシャーから相手のミスを誘う。しかし、キックリターンからの展開
で大きくゲインを許すと、その後のペナルティからスクラムを押し込まれ、先制トライを
奪われる。その後も相手の力強い縦への差し込みに対して受け身となり、連続トライを許
して0-21で前半を折り返す。
後半、敵陣へ押し込み攻撃の形を作る時間帯もあったが、要所でのミスにより得点に結び
つけることができない。一方、早稲田大学は一球に対する精度が高く、敵陣深くのスクラ
ムから持ち出して後半最初のトライを獲得。その後も2つのビッグゲインから2トライ、終
了間際にも1トライを追加され、最終スコア0-49で敗戦となった。
随所で素早い出足から前で仕掛けるディフェンスが見られたものの、少ない勝負どころを
確実にスコアへ繋げる精度と持続力に課題が残る結果となった。
<印象に残ったプレー>
前半立ち上がりのディフェンス。
15人が連動してラインを上げ続け、愚直に体を当てて相手のミスを誘った。筑波の強みを
体現したシーンであったからこそ、この強度と連動性を80分間一貫して維持することが今
後の明確なテーマとなる。
<MOM> 池田羚(1年・体育専門学群/尾道)
後半からの出場ながら、相手ラインを破る推進力のあるランでチームの攻撃に大きな勢い
をもたらした。
菅平合宿での怪我から復帰戦において、1vs1の接点で高いパフォーマンスを発揮し、チー
ムへ大きく貢献したことが評価され、今回のMOMに選出された。

<池田羚(1年・体育専門学群・尾道)のコメント>
この度はMOMに選出していただき、誠にありがとうございます。
菅平合宿での怪我からの復帰戦となった本試合では、「接点の1対1で絶対に負けない」と
いう強い意識を持って臨みました。個人としては前へ出るプレーができた反面、試合終盤
にチームとして理想的な組織ディフェンスを継続できなかった点に課題を感じています。
また、自分自身の課題であるフィットネス面から目を背けず、80分間戦い抜くスタミナを
日々のトレーニングで強化していきます。
次戦では、どの時間帯であっても「筑波らしい泥臭く強固なプレー」を体現できるよう準
備を進めてまいります。
引き続き、筑波大学ラグビー部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。






