筑波大学体育スポーツ局は、2025年2月8日(土)9日(日)の2日間、筑波大学スポーツチームの学生アスリートやスタッフがリーダーシップについて学ぶプログラム、リーダー研修を実施しました。
21チーム54名が集まり、リーダーシップのあり方やチームづくりについて学びました。

リーダー研修とは
筑波大学体育スポーツ局では、各チームリーダーが活動戦略を整理するとともに、リーダーに必要な考え方取り組み方を発揮するための人材開発リーダーシップ開発プログラム(通称:リーダー研修)を開催しました。
また、体育スポーツ局の体育スポーツ局のMISSION、VISION、VALUE、+ CONCEPTと各部の活動を結びつけることで、筑波スポーツ一体となった活動の推進体制をつくることも目的としています。


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プログラム内容
このリーダーシップ開発プログラムでは、各チームのパフォーマンスとウェルビーイングを最大化するとともに、筑波スポーツを率いる自覚をもち、より良い大学スポーツの未来を一緒に創造できるリーダーの育成を目指しています。

<1日目>
・オープニング
・リーダーシップとは?(アチーブメント 高木様)
・人生のプレイバックシェア(グループワーク)
・筑波スポーツが創り出したい未来 〜DESIGN THE FUTURE, TOGETHER〜(体育スポーツ局 山田次長)
・各部の活動シェア(体育スポーツ局 稲垣助教、グループワーク)
・なぜ、「競技」だけでなく「社会価値」×「他部活との連携」が必要か?(体育スポーツ局 大山教授)
<2日目>
・イノベーションを起こす事例紹介(男子ハンドボール部 藤本監督、蹴球部 柏木さん)
・チームビジョン、アクションプランの制定(グループワーク)
・プレゼンテーション
・エンディング
リーダーとリーダーシップについて
研修の冒頭では、アチーブメント株式会社高木謙治様から参加学生に対して、リーダーとリーダーシップに関する講義がありました。
研修に集まった学生は各部活で主将や主務などのリーダー役割を担当している学生が多く、学生間で活発な議論が交わされました。

部活動の枠を超えた筑波スポーツとしてのブランディング
イノベーションを起こす部活動マネジメント事例
研修の中盤では、体育スポーツ局アドミニストレーション部門長 大山高教授より、「なぜ、「競技」だけでなく「社会価値」×「他部活との連携」が必要か?」をテーマに講義を行っていただきました。大山教授からは、部活動の枠組みを超えて筑波スポーツとしてブランディングすることの社会的価値について、スポーツ広報・マーケティング的観点で最新事例をご紹介いただきました。
また、男子ハンドボール部監督 藤本元先生からは、イノベーションを起こす事例として男子ハンドボール部のマネジメント体制についての紹介がありました。
部活動横断型のグループワーク
今回の研修では筑波大学スポーツの21チームが集まりました。研修内では各部活動のメンバー混同となった4~5名1組のグループを編成し、部活動を超えたメンバー同士でグループワークを行いました。
研修の最後には、部活動のチーム毎に各部活動のビジョンを整理・発表を行いました。


参加学生の声

◆男子ハンドボール部 3年 主将
「他部活のメンバーと本気で話し合えたのがとてもいい経験になり、単一の部活動だけではなく、筑波スポーツ全体として活動していく意識が芽生えた。
また、競技面で好成績を残すことはどのチームも目標にしていることだとは思うが、それ以外にもスポーツを通して成長できることや社会貢献できることはたくさんあることを学んだ。」

◆蹴球部 2年 副務
「研修のはじめに"リーダーシップは能力"ということを聞いて、いくらでも伸ばせると感じた。今回、自分からリーダーに立候補して色々な部のメンバーとワークを行ったことで自分自身も大きく成長でき、自分たちの部にも活用できるポイントをたくさん持ち帰ることができた。」

◆女子バレーボール部 3年
「枠組みにとらわれずに考えることの重要性を学んだ。これから上級生として部の運営に関わる上で、部のメンバーに対してどう接していくかを考えるいい機会になった。」
アチーブメント株式会社について

今回のリーダー研修は、アチーブメント株式会社様にご協力いただき、当日は高木謙治様にプログラム実施のサポートをいただきました。
アチーブメント株式会社様は筑波大学体育スポーツ局のパートナーとして、スポーツ活動を通したグローバルリーダーの育成にご協力いただいております。
【以下、アチーブメント株式会社HPより抜粋】

アチーブメント株式会社
創業から38年目を迎える、人材教育コンサルティング企業。「教育の力で世界を変える」をスローガンに、社会人向け公開講座や企業向け研修をはじめ、目的を土台にした人生設計・企業経営を伝えている。これまでにサービス利用をした顧客は50万名以上にのぼり、経営者教育に特化したプログラムや、組織力開発などでも高い評価を得ている。近年では社会人教育で培ったノウハウを生かして、学校教育や子ども教育の分野にも活動の幅を広げ、企業に限らず多くの組織を支援している。2019年からは花巻東高等学校で全校生徒を対象にした「オリジナル生徒手帳を活用した夢実現教育」のサポートを行っている。
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