関東大学ジュニア選手権大会vs明治大学Jr
9月5日(土)、明治大学八幡山グラウンドにて関東大学ジュニア選手権大会の初戦が行わ
れ、筑波大学は明治大学Jr.と対戦した。
レビュー担当:中森真翔(体育3年・桐蔭)

<総評>
試合開始直後から明治大学の強烈なプレッシャーを受け、開始早々にトライを許す展開と
なった。エリア獲得でも苦戦して自陣からなかなか脱出できない時間帯が続き、前半だけ
で5トライを奪われた。
苦しい展開の中でも、筑波大学はチームの真骨頂である泥臭く粘り強いラグビーを継続。
前半40分にはモールを起点にFWが連続して攻撃を仕掛け、最後はスペースを突いた今村
颯汰がトライを決めた。7-35とリードを許して前半を折り返す。
後半3分には、先にスコアを動かしたのは筑波大学だった。中盤のラインアウトを起点に
石崎悠生が大きくゲインすると、今村颯汰が素早くサポート。一気に敵陣ゴール前まで迫
り、テンポの良い攻撃から最後は松本青大が近場をピックしてトライを挙げた。
その後は明治大学の激しいアタックを止めきれず、スコアを重ねられる展開となったが、
それでも後半29分には、ラインアウトモールから水澤雄太が大外のスペースへクロスキッ
クを供給。素早く反応した森尾大悟がボールをキャッチし、そのままトライを決めた。
最後まで粘り強く戦ったものの、明治大学のテンポの早いアタックに対応しきれず、19-
61でノーサイドとなった。 試合を通して、筑波大学が大切にする「泥臭く、粘り強いラグ
ビー」を随所に見せた一方、コンテストキックやエリアマネジメントなど、今後の改善す
べき課題も明確になった。チームの現在の強みと課題の双方を再確認する初戦となった。
<印象に残ったプレー>
後半15分、ラインアウトで加島優陽がボールに競り合うも、惜しくもボールを確保するに
は至らなかった。しかし、プレーが終わった瞬間に素早く切り替え、相手のアタックに対
して即座にタックル。相手をそのままタッチラインの外へ押し出した。 ボールを獲得でき
なかった後も次のプレーを探し、すぐにチームのために動く失った直後にも決して足を止
めず、次のプレーを探してチームのために動く姿勢は、「プレーが終わったら次のプレー
を見つける」という筑波大学のスタイルを体現した象徴的なシーンだった。
<MOM> 石崎悠生(3年・体育専門学群/桐蔭学園)
今年度からFWへコンバートされた中で、ラインアウトやフィールドプレーにおいて高い
パフォーマンスを発揮。特にフィールドでの仕事量が豊富で、攻守にわたりチームへ大き
く貢献した。
後半3分のトライにつながるビッグゲインをはじめ、FWとしての新たなポジションに挑戦
の中で確かな存在感を示したことが評価され、今回のMOMに選出された。

<石崎悠生(3年・体育専門学群/桐蔭学園)のコメント>
この度はMOMに選出していただき、誠にありがとうございます。
FWへ転向して初の公式戦となった本試合では、前半は接点で身体を張り、自身の強みで
あるスピードと筑波らしい泥臭さを体現できたと感じています。しかし、後半は疲労から
ラインアウトのベーシックスキルやコンタクトの精度を欠き、負傷離脱も含めて80分間を
通してパフォーマンスの維持することに明確な課題が残る結果となり、非常に悔しさが残
ります。 今後は80分間を通して強みを発揮し続ける遂行力を追求し、筑波の泥臭さを体現
できる選手となるために、日々の練習により一層真摯に向き合ってまいります。
引き続き、筑波大学ラグビー部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。






