2022年6月20日(月)筑波大学大学会館ホールにて「第2回TSA-AD合同ミーティング」を開催しました。
筑波大学の体育会に所属する25チームより、チームの中心的な役割を担う学生アスリート(主将やキャプテン、主務など) 45名が出席しました。
変革を進める筑波大学スポーツの「今を生きる」学生アスリートに、メッセージを伝えることを目的に、昨年度より開催されている本企画。今年度は「筑波大学スポーツの伝統と未来への挑戦」をテーマに、永田学長、太田副学長(学生担当)、高木アスレチックディレクターが登壇し、メッセージを贈りました。
以下に、登壇した3名のメッセージを抜粋により紹介いたします。
永田 恭介 学長
今日伝えたいことは、「世界一」を目指して欲しいということです。
なれるなれないよりも、目指すことが大切なことです。そこに焦点を置いて欲しいです。
筑波大学の学群や大学院のプログラムは、「世界一」を目指しています。 僕は前から言っているのですが、「アスリートと研究者」は同じということです。 研究者は世界で最初の発見や発明でなければ、論文は絶対に出ないんです。アスリートと同じように苦労しています。 皆さんはもちろん「勝ちたい」と思い、プレーしているはずです。だからこそ、あえて「世界一」を目指して欲しいと伝えます。 スポーツや研究は結果が見事に出るので、悔しい思いをすることもたくさんありますが、やはり、頂点に立たないと見えないものもあると思います。 昨年の会から1年間、学生アスリートの皆さんのことをさらに尊敬すればするほど、皆さんは「世界一」を目指すに違いないと思うようになりました。ぜひ頑張ってください。 その先は未来に繋がっています。そして、皆さんは未来を作る人になります。
太田 圭 副学長
コロナ禍の中で課外活動をする上で、感染防止対策に協力していただいたことに、感謝しています。思うような練習や試合ができないつらさや苦しさがあったと思いますが、その中で、皆さんが一生懸命戦い続けていたことに敬意を評します。
私は芸術を専門にしていますが、皆さんはスポーツ。 スポーツや文化・芸術が、自分自身を輝かせる、そして、見ている人に勇気を与える力を持っていることを、皆さん自身も実感していると思います。
生涯をスポーツと共に生きる「with スポーツ」、スポーツのために生きる「for スポーツ」、スポーツで生計を立てる「by スポーツ」など、スポーツとの関わり方は人それぞれかと思いますが、皆さんの充実した人生に向け、短い学生生活かと思いますが、より充実した時間を送っていただくことを願っています。
高木 英樹 アスレチックディレクター
この会は、各チームの横のつながりを作る場として捉え、大事な場だと考えています。
私は筑波大学8期生、出来立てほやほやの大学でした。
その頃から歴史を積み重ね、筑波大学はずいぶん成長したと感じています
ここに掲げているスポーツエンブレムは校章である「五三の桐」と「優勝カップ」をモチーフにしています。伝統を引き継ぎ、チャンピオンになる、そんな意味合いを持っています。
皆さんはチームだけを背負って戦っているのではなく、筑波大学を代表して、エンブレムを背負い戦うのです。このエンブレムを背負い戦う仲間と、チーム筑波として、これから活躍することを是非願っています。
「一番」を目指すために切磋琢磨し、工夫が生まれ、チームの連帯が生まれます。皆さんがスポーツを通じて成長することを祈っています。
Kommentit