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【学生の声】女子ハンドボール部が取り組む「日本一のチーム」になるための「チームビルディング」とは?

今回は女子ハンドボール部の瀧川さん(主将)と信夫さん(主務)の2名に、チームで実践しているチームビルディングについて、教えていただきました。


2人は、2月にビジョナリーリーダー研修を受講し、現在、チームの中心になってチームビルディングプログラムを企画、実施しています。日本一を目指す女子ハンドボール部、競技面だけでなく、一つの「チーム」として日本一の組織になることを目指しています。


左)瀧川さん、右)信夫さん


-チームの特徴や、好きなところを教えてください


瀧川)特徴はみんなそれぞれ主体性があることです。 4年生だけが主体性をもってチームを引っ張るというわけではなくて、各学年に行動を起こすことによって周りを引き上げてくれる存在がたくさんいて、そこからチームがうまく引き上げられている感じです。

ただ主体性のあるチームではなくて、周りを引き上げる能力がある人がいて、そこからうまく影響力をもえるからこそチームがいい方向に進んでいると思います。

信夫) 多様性を受け入れるところが好きで、ハンドボールだけじゃなくて、他のことに取り組んでいる人のことも応援できる人たちだし、そういうチームだからこそ、みんな仲良く出来ているのかなと思っています。

好きなところは、みんなハンドボールに対する熱量がすごく大きいところです。みんながそう思っているところで自分も出来ていることが嬉しいです。


瀧川)チームの好きなところは、チームに対する熱い思いを持っていて、自分がやれることを一生懸命やる子たちがたくさんいるところです。

そういう姿を見て、私自身も頑張ろうと思えますし、このチームだからこそみんなと一緒に日本一になりたいと思うことができています。

チームの中に、「筑波大の女子ハンド部だからやるんだ」と思っている子たちがたくさんいることが、好きなところですね。

-2人は2月に行われた、ビジョナリーリーダー研修に参加しました。研修での学びについて、振り返ると、どうですか?


瀧川)チームのことをすごく考えた二日間だったなと思います。 何より、講師の高木さんが「キャプテンは最も楽しむべきだ」と言ってくれたことが印象的で、今でも心に残っています。

やはりキャプテンとして、みんなと日本一を目指す、その過程を楽しみたいと思っているので、リーダー研修で学んだことを忘れずに、シーズンを通して、自分に何ができるかということを常に考えて行動したいなと思っています。

信夫)スポーツ関係なく、組織が成長するには、やはりセオリーがあって、それにノウハウが重なって、私たちなりのソリューションがあるのかなと思って。

でも、部活動では結構そのノウハウの部分が、伝統的な、根付いたもので出来上がっていて、変わらないものになっているのではと感じました。

タックマンモデルなど、マネジメントに関してのセオリーを学ぶことができたのが良かったと思います。その理論と、私たちが持っている今までの伝統的なものを組み合わせて、変化した新しい私たちのチームの在り方、マネジメントの仕方を作っていきたいなと思いました。

-チームではビジョナリーリーダー研修を機に、チームビルディングを週に1回のペースで実施していると聞きました。実施に、どのようなチームビルディングを行っていますか?

瀧川)チームがスタートするにあたって、「学年の垣根を越えてなんでもお互い言い合える関係を作りたい」という思いがありました。

チームの仲が良く、あまり上下関係がないことが筑波のいいところだと感じています。一方で、仲が良いからこそ、日本一という目標を決めたのなら、もっと突き詰めいけなければいけない部分もあると思います。


また、チームとして、もっとハンドボールに対して、自分たちの意見を言い合えるような関係を作りたいと感じました。


今までは、試合前のミーティングで、次の試合に向けて何ができるかなどについて話したりはしていましたが、それ以外について話す場はあまりありませんでした。

日本一に向けて、自分に何ができるのかなど、みんな思ってはいるけれど話されてこなかった大事な話題について、みんなで共通理解を進めたり、互いに言い合える場を設けたいという思いからチームビルディングをはじめました。

-チームビルディングは、チームへのアンケートを基に、時期ごとにテーマを変えて実施しているとのことですが、今はどのようなテーマで実施していますか?

瀧川)今のテーマは試合に向けてのものが多いです。自分がオフェンスの時に何を考えて攻めているかであったり、自分の中で1番良いプレーをしたものをみんなに紹介したりしています。

信夫)3月から始めた取り組みなのですが、その時は戦術的な話というよりは、ハンドボールに対してみんながどういう考えを持っているかや、お互いの良いプレーを褒め合うようなこともありました。

例えば良いプレーを褒め合うであれば、その人の得意なプレーを知ることが出来たり「私ならこうしよう」というように発展させて考えることもできます。とにかくみんなで話す場という感じです。

-ワークの中でのみんなの様子はどうですか?

瀧川)最初は、「私こんなに上手く喋れない…」っていう子もいましたが、徐々に殻を破るというか、自分の考えをちゃんと伝えられるようになってきた子もいるので、そこは成長かなって思います。


信夫)今日は新1年生が「今日の自分が昨日より成長したと言えるチームになる。個人として頑張る」ということを言ってくれて、頑張った甲斐があったなと感じましたね。新1年生がそう言ってくれたのがちょっと嬉しかったです。ちゃんとチームのビジョンも伝わっているなと感じています。

-ハンドボールについて真剣にみんなで話す機会を作っているのですね。

ビジョナリーリーダー研修で学んだ「タックマンモデル」を当てはめると、今チームはどのあたりにいると思いますか?

信夫)予定としては、混乱期を春リーグの途中、1次リーグくらいに終わらせたいと考えています。


人間関係に関しての混乱期は、本音で話したりする機会もあって、今一旦いい感じに落ち着いていますね。

プレーや試合を通じてうまくいかない時にどう乗り越えていくかというのは、春リーグ通じながらしかできない部分であると思います。練習試合を通じても、試行錯誤を繰り返すことは、これからもっと起こってくると思うので、今、混乱期の真っただ中ですね。


でも、良い意味でちゃんと進めていると思います。

ー ビジョナリーリーダー研修が、チームの運営にも活用できていると聞きました。

信夫)ビジョナリーリーダー研修を通じて、チームに関する仕事のことでもミーティング(チームマネジメントミーティング)をしています。まだ駆け出しの状態ではありますが、それなりに好評ですね。

チームの中で誰がどんな仕事をしているかや、チームの仕事の現状を確認できる場にしていて、 その中で、みんなで助け合いながら負担を減らせるようにしていければいいなと思っています。

こういう機会を設定することで「あの人頑張ってくれているんだな」とか思えるようになるかなって。週1か2週間に1回くらいのペースで出来たら良いなと思っています。

ー ありがとうございました。最後に、一言、お願いいたします。

今年のチームはみんなで頑張ろうってなったら、一気に力を合わせられる良いチームだと思うので、注目してもらいたいです!応援よろしくお願いします!



🤾‍♀️ 瀧川莉奈(体育専門学群・4年) 
出身:県立水海道第二高等学校(茨城県) 
ハンドボール歴:16年  
 
🤾‍♀️ 信夫咲希(社会国際学群社会学類・4年) 
出身:育英西高校出身(奈良県) 
ハンドボール歴:10年目